ルナ&ナニータ陽気ドミニカンで竜貯金

 「中日3-1DeNA」(1日、ナゴド)

 中日・ルナが決めた。1-1の同点で迎えた八回。1死一、二塁で勝ち越しの適時打を中前へはじき返した。「ケガから復帰して、何とかいいところで打てました」。右肘痛から戦列に戻ってきて3試合目のドミニカンは、お立ち台で笑顔を浮かべた。

 ナニータも負けてはいない。なお1死一、三塁で右前適時打。四回1死三塁で先制の左犠飛を打ち上げていた5番も、存在感を示した。「ルナがいると打線が落ち着く。いい選手が戻ってきてくれた」と声を弾ませた。

 ルナが復帰した29日から続く平田、ルナ、ナニータのクリーンアップ。谷繁監督兼選手も「やっぱり真ん中が落ち着くと周りがよくなってくる。やっと打線的に動き始めたかな」と期待を口にした。

 これで再び貯金1。本拠地・ナゴヤドームではこれで13勝3敗と圧倒的な強さを誇る。「ドミニカンも含めて、全員で勝利を手にしたい」と意気込んだルナ。6番・エルナンデスを合わせ、復活したドミニカン3人組「3D」が竜を押し上げる。

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