燕の雄平3号黒田撃ち!5番降格に奮起
「ヤクルト5-4広島」(1日、神宮)
ヤクルトが広島・黒田から5点を奪って、連敗を4でストップ。勝利をグッと引き寄せたのは、5番に降格した雄平の一発だ。4点リードの三回1死。黒田の内角低めのフォークを捉え、20打席ぶりの安打となる3号ソロを右翼席へ運んだ。
「何とかチームに貢献したい気持ちで食らいついていった。黒田さんはすごい投手なので自信になる」と振り返った。4連敗中は好機でことごとく凡退し、真中監督は「楽な気持ちで打てるように」と4番の雄平を5番に置く新打線を組んだが、これが好結果を呼び込んだ。
指揮官の配慮で目覚めた男は「勝っていれば楽だったけど、勝てなかったのでズシっときた。勝ててスッキリした。次につながる」と晴れやかな表情を見せた。チームとともに“大型連休”を脱出。雄平がヤクルトを再加速させる。