大敗でも集中力切らさずオリT岡田1号
「オープン戦、オリックス2-14西武」(8日、わかさ)
オリックスは開幕の相手・西武に大差を付けられたゲームで、なんとか見せ場をつくった。T-岡田が七回1死で、バスケスからバックスクリーン直撃のオープン戦1号ソロ。150キロの速球を力いっぱいたたき「あんな(大差の)展開だったが、集中して打席に入れた」と振り返った。
相手先発の岸は開幕戦での対戦が確実だが、2打数無安打に封じられた。新加入組のブランコ、中島、小谷野が岸から安打を放ったが、チームとしては1点も奪えなかった。だからこそ、本塁打にも喜びはない。「走者がいるときに打てていないので。岸さんから打てればよかったんですが」と反省を口にした。
結果は大敗だが、森脇監督は「開幕と同一カードなのは分かっていたが、今やるべきことをやるのが優先。打線もヒットが出る、出ないより、打席での内容が上がっている」と内容を評価した。開幕までに課題をクリアし、結果を逆にする。