糸井強烈150M弾!柵越え13発

 「オリックス春季キャンプ」(5日、宮崎)

 驚がくのパワーを見せつけた。オリックス・糸井嘉男外野手(33)が第2クール初日の5日、フリー打撃で70スイング中、4連続を含む13本の柵越えを放った。そのうち1本は、バックスクリーンの上を越えていく推定150メートルの場外アーチ。その後に行われた特打でも再びバックスクリーン越えを放った。

 ライナーが次々にフェンスを越えていった。「まだ振り込みだけ」と、調整段階にもかかわらず抜群の飛距離を披露。キャンプ地の清武総合運動公園関係者は、「バックスクリーン越えは史上初です」と、思わず舌を巻いた。

 打席に入る前には元日本ハム稲葉篤紀氏(野球評論家)や、福良ヘッドコーチと談笑し、リラックスムードを漂わせた。福良ヘッドによると糸井は、稲葉氏から「センター方向を意識すればバットが内から出せる」とアドバイスされ、それを打席で実践したもよう。昨年の首位打者が上々の調整ぶりをみせた。

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