オリ・ブランコ豪快ハンマー打法! 

 オリックスの新外国人、トニ・ブランコ内野手(34)が31日、宮崎市清武総合運動公園で自主トレを行った。ティー打撃では、途中でバットを大型ハンマーに持ち替えて打ち、周囲を驚かせた。

 新天地での秘密兵器だ。藤田通訳にベンチ裏から持ってこさせたのは、グラウンドにくいを打つハンマー。ヘッド部分は金属製で重さは4・5キロある。それをいとも簡単に振り回した。

 ヘッドに当てなければ空振りしそうだが、ブランコは器用に打ち続けた。「重いハンマーでボールをしっかり捉え続けることで、バットでも捉えることにつながる」と“相棒”を手にほほえんだ。

 ヒントは元同僚の練習で「DeNAの後藤(武敏内野手)がやっていて、僕もやろうと思った」と説明。昨年10月から始めたそうで「シーズン中も使うよ」とお気に入り。球団関係者によると、今後もブランコがハンマーを使用できるよう、備品を管理する宮崎市に交渉する予定という。

 ドミニカ共和国と米国で行った自主トレも「岩を投げたり大きなタイヤをひっくり返したり、小型車を鎖で引っ張ったりした」と超ワイルドだ。

 中日時代の2009年に本塁打と打点の2冠、DeNA時代の13年は首位打者と打点の2冠に輝いた強打者が、パワーアップして3冠を手にする。

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