谷繁竜春季Cは「継続・実戦・競争」

 中日は17日、名古屋市中川区の選手寮「昇竜館」で1、2軍合同のスタッフ会議を開いた。監督として2年目を迎える谷繁元信選手兼任監督(44)は、春季キャンプの方針として昨年からの「継続」を明言。若手中心の1軍キャンプのメンバーを、「実戦」を通じてふるいにかけて「競争」を激化させる。また、今季のコーチングスタッフ25人が球団から発表された。

 「現時点でこれといって(練習メニューなど)変えるところはない。昨年から続けている練習を継続していくことになる」と谷繁兼任監督。昨年との違いは、育成選手を除いて大量9人が加入した新人の取り扱いか。「ほぼ連れて行くようになると思う」と、全員1軍スタートとなったようだ。

 2月14日のサムスン戦(北谷)から始まる実戦7試合でチーム内の競争をあおる方針だ。選手・谷繁にとっても大事な春季キャンプだが、「そのときそのときにスイッチを入れるし、その場面その場面でやる」。選手として監督として、自分を信じてV奪回への道のりを歩んでいく。

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