メジャー赤っ恥…「完璧に抑えられた」

 「日米野球・第3戦、日本4-0MLBオールスター」(15日、東京ド)

 赤っ恥をかいた。1908(明治41)年に第1回大会が開催された日米野球。100年のときが過ぎ、初めてノーヒットノーランを許した。屈辱の結果にファレル監督は「それぞれ違ったタイプのピッチャーが出てきて、完璧に抑えられた」と完敗を認めた。

 侍ジャパンの4投手に、パワー自慢の打者たちが沈黙した。練習でポンポンとスタンドに放り込む面影はなく13三振を喫した。最後の打者となった4番・モーノーは「いい投球をされたよ」と肩をすくめるしかなかった。

 24年ぶりに日本に負け越し、右足に死球を受けたカノは病院に直行。マイナス要素ばかりが並ぶ。開幕前に全勝宣言していた指揮官は「(16日先発の)藤浪にどう対応するかじっくり考えたい」と神妙な面持ち。余裕は完全に消えていた。

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