リーグ優勝から一夜明け、ソフトバンクの秋山幸二監督（５２）は、早くもＣＳファイナルＳに向けて気持ちを切り替えた。３日、ヤフオクドームで首脳陣だけのミーティングを開催。ファイナルＳに向け、２位オリックス、３位日本ハムのどちらが勝ち上がってきてもいいように、自軍先発の陣容をシミュレーションした。

　「レギュラーシーズンの１４４試合とＣＳの戦い方は違う。（８日から１軍主力クラスが参加予定の）フェニックス・リーグを使って、ベストの状態に持っていくことが大事」と指揮官。フェニックス・リーグでの選手起用についても意見を交わした。

　ミーティングの前には、地元テレビ局の生放送番組に出演。「まだ次がある。（優勝は）一瞬の喜び。振り返るのは終わってからでいい。次、次に行かないと」と語った。ＣＳ、そしてその先に控える日本シリーズ制覇をしっかりと見据えている。