谷繁兼任監督 捕手最多出場も笑顔なし

 「中日0‐7DeNA」(26日、ナゴド)

 せっかくのメモリアルゲームも白星が遠い。中日・谷繁兼任監督は捕手として通算2921試合に出場し、南海、西武などで活躍した野村克也の捕手最多出場記録に肩を並べた。

 ただ谷繁兼任監督に笑顔はない。「(記録は)全然知らなかった。何もないし、それどころじゃない」。それも無理はない。先発・浜田が初回1死から桑原を三振に取った際に左肘に違和感を覚え、わずか11球で緊急降板。2番手の田嶋は4回1/3を2失点と奮投したが、打線は4安打で1点も奪えず、完敗した。

 CS圏内の3位広島とは6・5ゲーム差と広がり、5位のDeNAに0・5ゲーム差と接近された。これで6カード連続で初戦黒星。このままズルズルと後退の一途をたどってしまうのか…。

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