「交流戦、ＤｅＮＡ２‐４日本ハム」（２５日、横浜）

　鬼の形相で突進した。ＤｅＮＡの中畑監督が五回、挟殺プレーの判定をめぐり、柳田球審に猛抗議。勝利へ執念を燃やしたが判定は覆らず、連勝も３で止まった。

　問題の場面は五回の守備。２死満塁で大引に右翼フェンス直撃の適時打を打たれ、２者が生還。一走の石川慎は三本間での挟殺プレーとなったが、追いかけていた捕手黒羽根の脇をすり抜けられるようにして、生還を許した。指揮官は石川慎が走路の３フィートを越えたのではないかと主張したが、受け入れられなかった。

　７年ぶりの交流戦勝ち越しはお預け。指揮官は「（審判との）見解の違いがあるから仕方ないけど…。こういうことがあると、第三者機関が欲しくなるな」と唇をかんだ。