東海大、決勝進出 G菅野以来4年ぶり

 「全日本大学野球選手権・準々決勝、東海大7-2創価大」(14日、神宮)

 準決勝2試合を行い、東海大が創価大を下し、4年ぶりの9度目の決勝進出を果たした。田中俊太内野手(3年・東海大相模)が決勝の逆転適時打を放った。神奈川大は愛知学院大に競り勝ち、初めて決勝に進んだ。

 骨の髄まで“東海魂”が染みこんだ男の千金打だ。1‐2の五回1死二、三塁から、田中の打球は右前へ抜けた。菅野(巨人)を擁した10年以来の決勝にチームを導く逆転打。「一番の山場。怖がらず振っていこうと思っていた」と胸を張った。

 4年前の決勝に出場した広島ドラフト3位新人の兄・広輔、父・正行さんも東海大相模出身。正行さんは巨人・原監督の2年後輩で、先月29日に亡くなった原貢氏に鍛えられた。田中も高校時代、貢氏に指導を受けた経験がある。「しっかり軽快に走れ。いい選手でも見栄えが悪くてはダメだ」という助言は心に刻んでいる。

 13年ぶりの頂点まであと1勝。父も兄も日本一の経験はないが、田中は「僕は持っている方なので」と、ニヤリと笑った。

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