竜・和田1000打点 谷繁に次ぐ41歳9カ月
「中日11‐6DeNA」(15日、ナゴド)
偉業が達成されたのは、中日が2点リードで迎えた四回2死満塁。打席には通算999打点の和田。カウント2ボールから、久保の123キロのスライダー。外角低めの難しい球を和田らしいスイングですくい上げた。
「当たりは悪かったけど、間を抜けてくれました」。打球は左前へ。2人が本塁へかえり、貴重な追加点に。和田には花束が贈られ、ナゴヤドームは祝福ムードに包まれた。
これで史上41人目となる通算1000打点を達成。41歳9カ月での達成は、42歳5カ月の最年長記録を持つ谷繁兼任監督に次ぐ高齢だ。大学、社会人を経由しての1000打点達成は古田敦也以来2人目という価値ある記録だ。それでも「そこを目指してやっているわけではない。チームが勝ったことがうれしい」とチームの勝利を喜んだ。