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京大・田中5勝目 プロ9球団視察

 「関西学生野球、京大2-1関学大」(5日、わかさ)

 開幕試合に先発した京大・田中英祐投手(4年)はプロ9球団のスカウトが見守る中、昨秋優勝の関学大に対し、失策による1失点のみの4安打完投勝利を収めた。自身5勝目で、これは1982年の新リーグ発足以降、京大の投手としては過去最多となった。

 高まった完成度に、無限の可能性を予感させた。田中は「緊張からか、最初は体が動かなくて」と、先頭打者を歩かせるなどベストピッチと言えない中、味方の失策による1失点のみの、4安打、8奪三振で完投勝利。京大に2012年秋以来となる開幕戦勝利と、02年秋以来の“勝ち点王手”をもたらした。

 初回2死二塁では、4番・松原を覚えたばかりのスプリットで空振り三振。計7度、得点圏に走者を許したが、この日のMAX146キロの直球に加えスプリットや緩いカーブ、そして「軸にした」というスライダーを織り交ぜ、最少失点にとどめた。

 昨秋、1勝1敗で迎えた関大との最終戦で0‐1と惜敗。「『もう1歩』を乗り越えるためには今日、勝つしかないと思ってました」と、粘り抜いた勝利の喜びに浸った。

 スタンドではプロ9球団のスカウトが田中の投球に注目。西武・渡辺久信SDは「まとまっているし、伸びしろがたくさんあると思う」と評価。阪神・池之上格スカウトは「投球術を確立している。長い目でも即戦力でも、魅力的」と話した。

 田中は「(プロは)野球をする、誰もが考えること。今はリーグ戦でどのような結果を残すかです」と、まずは京大の歴史を塗り替えることに集中する。

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