G原監督は不信感「フェアじゃなきゃ」

 DeNAが3日、雨天中止となった巨人(3)戦(横浜スタジアム)で、予告先発のギジェルモ・モスコーソ投手(30)を出場選手登録せず、セ・リーグから不手際を指摘される“失態”を犯した。DeNA側は指摘を受けてすぐにモスコーソを登録。だが巨人・原辰徳監督(55)は出場選手登録の1枠をめぐって、試合を主催するDeNA側に戦略上の狙いがあったのではないかと、不快感をあらわにした。

 我慢できなかった。“アンフェア”とも受け取れるDeNAの対応。原監督は険しい表情で「胸と胸を突き合わせたところ、フェアじゃなきゃダメだと思う」と苦言を呈した。

 巨人側がDeNA側から中止を伝えられたのは、午後3時5分。予告先発のセドンの登録は当然、済ませていた。だがDeNAは、午後3時の時点でモスコーソを登録していなかった。

 原監督は「(モスコーソを)登録してない。それってどうなの?」と問題視。巨人側はセ・リーグに問い合わせもしたという。後にモスコーソは登録されたが、相手の行動に疑念を抱いたとしても不思議ではない。

 「ホームチームだから有利に働くのか。(午後)2時58分くらいに教えてくれたっていい」。DeNA側が、選手登録の締め切り時間前に巨人側に中止を伝えていれば問題はなかったが、そのわずかな時間の差が、疑念を持つことにつながってしまった。

 「正々堂々と勝負するのがスポーツの原点」と原監督。お互いに対等な立場で戦うことが大事だと力説した。

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