ハム大谷、右足つり3回で無念の降板

 「ソフトバンク5‐4日本ハム」(3日、ヤフオク)

 日本ハム・大谷の今季初登板は不完全燃焼で終わった。右ふくらはぎがつるアクシデントにより、3回61球2失点で降板した。チームも九回に逆転サヨナラ負け。体調不良もあり、二刀流は敗戦を見届けることなく、試合途中で宿舎へと引き揚げた。

 栗山監督は大谷の症状について「しょうがないよね。大事を取ってだけど、明日(4日)の状態を見てだね」。敗戦のショックも重なり、肩を落としながら症状を説明した。

 開幕3連戦は野手で活躍。二刀流の投手としての今季初マウンドは、早朝から鼻水が止まらず、体調はよくなかったという。初回、1死三塁のピンチを招く。内川の打席で捕逸により先制点を許した。さらに2死一、三塁とされ、松田には中前適時打を浴びた。

 体調が悪い中で投球を続けたことが響いた。三回2死。李大浩に四球を与えると右ふくらはぎに異変を訴えた。ベンチ裏でアイシング治療し再びマウンドへと戻った。その後、2死一、二塁のピンチを招いた。松田はこの日最速の154キロ直球で追い込み、最後は空振り三振を奪ったが、この回限りだった。

 4日からの次カード・ロッテ戦での野手出場は白紙となった。大谷にも、そしてチームにとっても痛い敗戦となった。

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