「オープン戦、ＤｅＮＡ３-３ソフトバンク」（９日、横浜）

　中村と１番を争うソフトバンクの本多が、９番で先発し今季初の３安打。「久々ですよね。いい感触だった」と笑顔を輝かせた。

　キャンプ中から軸足に体重を残すスイングを意識したが「少し意識しすぎた」。試合前に秋山監督から「もう少し踏み込んだらどうか」と助言され、すぐに安打を量産した。

　昨季は２年連続で開幕１番となったが、打撃不振などでシーズンでは１０試合。５月下旬からは打力のある中村で固定された。首脳陣は今季２人を１番候補に想定。オープン戦で毎試合、１番と９番で入れ替えている。その中で本多は打率・４２９と大暴れし、・２１６の中村を上回った。相手のお株を奪うアピールはプラス材料。秋山監督は「どっちがいいかなあ」と悩んでいた。