日本ハム・大谷、開幕ローテ入り前進

 「練習試合、日本ハム3‐1広島」(1日、名護)

 日本ハムの大谷翔平投手(19)が1日、名護で行われた練習試合・広島戦に先発。4回2/3を3安打1失点で、開幕ローテ入りへ前進した。直球は今年最速の156キロをマーク。高速カーブも有効に使って6三振を奪った。五回途中に打球が右尻を直撃したが、大事には至らず。次回は予定通り、8日の阪神戦(甲子園)に先発する。

 格段の進歩をみせた。これまでの実戦で栗山監督から「バカヤロー」を連発されていた大谷が、見違えるような投球で応えた。150キロ台の快速球と120キロ台の高速カーブのコンビネーションで三振の山を築いた。

 二回。3者連続三振を奪うとスタンドから歓声が沸く。三回、岩本の打席では今年の実戦最速となる156キロをマーク。躍動感あふれるフォームで力投した。五回2死満塁では岩本の打球が右臀部(でんぶ)を直撃し降板したが「大丈夫です」と試合後はケロリ。内容には「直球も指にかかったボールがあった。よかった」と、うれしそうに答えた。

 栗山監督はローテ入りへのめどが立ち、安どの表情だ。能力の高さを認めながらも過去3試合は制球の甘さが目立つ内容に歯がゆさを感じていた。「二刀流じゃなく、ドン(鈍感)ちゃんだな」とあだ名を命名していたが、さすがにこの日は責められない。「まだまだだけど、進んではいる。やっと(投球に)説得力を持ち始めた」と少しだけ褒めた。

 乱調だった場合「鎌ケ谷(2軍)強制送還も考えていた」という指揮官だが次回、中6日での8日の阪神とのオープン戦での甲子園凱旋先発を了承した。「危機感を持ってやってきた。まだまだここから気を引き締めてやらないと」と大谷は気を引き締めていた。

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