松井臨時コーチ 村田に“4番魂”注入

 「巨人春季キャンプ」(6日、宮崎)

 やはり松井秀喜臨時コーチは器の大きい男だ。出し惜しみせず豊富な経験を伝える姿勢を貫いている。

 村田の特打で打撃投手を務め新旧の4番対決が実現。5日の休養日を挟み5連投となったが今キャンプ最多の152球の熱投だ。「(巨人の4番は)最高のポジションだと思います」と松井氏。身をもって巨人の“4番魂”を注入した。村田から打席に入る際の心構えを質問され「球種を絞って打つことが大事」と力説した。

 この日は「侍ジャパン」の小久保監督と10年ぶりに再会。ゴジラは、国際大会で役立つメジャー投手の動く直球への対応もレクチャーした。小久保監督から「また何かあったらご協力をお願いします」と“要請”されるほど、松井氏の経験は貴重なのだ。

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