ソフトバンク・新垣渚投手（３３）が背水の覚悟で１２年目のシーズンに挑む。５日、北九州市内で行われた九州共立出身のプロ野球選手後援会のパーティーに出席。恩師からきつい一言をもらった。

　パーティー参加者へのあいさつのためにマイクを握った仲里監督から「来年いるかどうかわかりませんが…」と紹介された新垣。「（仲里）監督には４年間お世話になったし、心に響いた。毎年１年１年が勝負だと思っているし、ダメならダメという思いでいる」と、引退覚悟で恩師を見返すことを誓った。

　昨季は５試合の登板で１勝（１敗）。最近５年でも計７勝しか挙げていない。この日は広島に入団した後輩右腕の大瀬良も出席。「成績で負けたくない。交流戦があるので対戦したい」と先輩の意地を見せる。