ヤクルトは１１日、東京・北青山の球団事務所で、ドラフト指名した６選手と本契約をかわした。ドラフト３位・秋吉亮投手（２４）＝パナソニック＝は、今年２月に結婚した新妻・優夫人（２８）を伴って来社。入寮はせず、夫婦二人三脚でプロ野球人生を踏み出すことを明かし「ここからが勝負だと思って気が引き締まった。家族がいるので自分が頑張らなければ」と、意気込みを語った。

　右横手から最速１４９キロの速球にチェンジアップが武器。東京都立足立新田高時代に、来季から１軍投手コーチに就任する高津のフォームを参考に横手投げに転向。中央学院大を経て社会人で花開いた。

　「当時まだ高津さんが現役だったので、テレビや雑誌を見てモデルにした。その方が投手コーチになるというのは縁を感じている。ぜひシンカーを教えてもらいたいし、高津さんが務めていた抑えでセーブの記録を作りたい」と、『ポスト高津』に名乗りを上げていた。