西武の炭谷銀仁朗捕手は9日、埼玉県所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2時間半の交渉の末、2000万円アップの7700万円プラス出来高で折れた。
順調なら来季中に国内FA権を取得するが、従来通り単年契約。今季自己最多の141試合に出場したことをアピールしたものの、打率・215、盗塁阻止率・246の数字や投手陣の不振から、交渉途中で300万円の上積みを得るのが限界だった。
「成績には自分でも納得いっていない。まだまだ課題がある」。来季の目標を打率・250、1979年梨田(近鉄)の盗塁阻止率パ・リーグ記録・536に設定。ともに出来高項目に含めた。