オリックスが19日、西武からFA宣言した片岡治大内野手(30)と都内で初の入団交渉を行った。17日に交渉した楽天が提示した4年5億円と同等以上の条件を提示したとみられる。
交渉にあたった瀬戸山隆三球団本部長(60)は、「最大限の誠意をお伝えしました。非常に喜んでいただけたと思う」と手応えを強調。片岡は「少し時間をいただいて、検討させてもらいます」と話したという。
森脇監督は「内野手としての能力が極めて高い。入団したころから興味深く見守っていた」と評価。「攻守において存在してほしい選手。うちのチームには“生きた教材”が必要」と、秋季キャンプを行う神戸からラブコールを送った。