G原監督「大先輩」仙さんと対決に気合

 「日本シリーズ、楽天‐巨人」(26日開幕、K宮城)

 正々堂々と戦う姿勢は全く変わらない。巨人・原監督は25日、星野監督が口火を切った予告先発に同調。すがすがしい表情で「胸と胸を突き合わせて勝負する。私もそれに同感し、それに挑んでいく」とはっきりとした口調で明言した。

 敵将の考えに異論はない。もともと予告先発導入に賛成しており、ファンが注目する日本シリーズならば、なおさらだ。「特にメリット、デメリットは考えておりません。ファンあってのプロ野球」との意向を示した。

 「大先輩」とし、兄貴のように慕ってきた星野監督に敬意を表した一面もある。「いろんな立場で影響され、刺激を受けてきた」と感謝の気持ちがあふれている。

 忘れられない思い出だ。2003年。志半ばで辞任する原監督のセレモニーが甲子園で行われ、当時の阪神・星野監督に抱きしめられた。「野球人として時は過ぎても先に進んでいた。その中で両チームの監督として戦える。強い何かを感じます」。さすがに感慨深げだった。

 だが勝負となれば話は別。「独特の雰囲気の中、異次元の試合。異次元の中でしっかり時を感じながら挑んでいく」。全力で星野楽天を倒す決意をにじませた。

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