原監督、CSは“不動オーダー”で勝負

 巨人・原辰徳監督(55)が10日、CSファイナルSに“不動オーダー”で臨む考えを示した。「相手(先発投手)の左右は関係なく組める。神経質になる必要はない」と自信たっぷりに言った。

 これも戦力が充実しているからこそだ。1番長野、3番阿部、4番村田、5番高橋由と続く球界屈指の強力打線。セのCSは予告先発がないが、原監督は「(相手先発投手の)左右というよりは、自軍のことを考える。昨年のチームはやりくりが必要だった。今年はレベルが上がっている」と自信をみせた。

 情報戦に惑わされず、主力を中心として調子のいい選手を優先的に起用。それがベストの用兵だと判断している。

 神奈川県川崎市のジャイアンツ球場での全体練習では、サインプレーの確認、バント練習を入念に行った。準備は着々と進める。不動の信念を貫いて、短期決戦に挑む。

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