西脇工、地元から3700人の大応援団

 「全国高校野球・1回戦、西脇工4-1岩見智翠館」(11日、甲子園)

 5200人収容の三塁側アルプススタンドは、西脇工の応援に駆けつけた観衆でふくれあがった。生徒600人を含む3700人がバス80台で地元を11時半に出発。おそろいのメガホンと帽子で一体感を作り上げて、ナインを後押しした。

 西脇市もバックアップ。バス待機場の確保や応援ツアー開催の告知を積極的に行った。ブラスバンドは、西脇高、西脇南中との3校合同で構成。130人が息のあった演奏で応援を盛り上げた。

 西脇市(旧黒田庄町)出身のミュージシャン、トータス松本からは「ガッツだぜ!!」としたためられた激励の色紙と、毎年地元で行う夏のライブに合わせて期間限定販売される、地元特産の黒田庄和牛を使った焼き肉丼「トータス丼」が、甲子園出場決定後に届けられた。

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