ロッテ4連敗で首位陥落…指揮官も焦り
「西武7‐3ロッテ」(6日、西武ド)
ロッテは今季ワーストに並ぶ4連敗で5月9日から守っていた首位から2位に転落した。最近4試合で計29失点と投手陣が不振。打線も九回に2点を返すなど反撃したが遅く、伊東監督は「ことし初めてと言っていいほどの危機感がある」と表情を曇らせた。
チームトップの7勝を挙げている西野が先発したが、プロワーストの5失点を許し七回途中で降板した。指揮官は捕手の江村とともに「どうしてもバッテリーが甘い。完全になめられている」と厳しく指摘した。
試合後にはバッテリーによるミーティングが開かれた。育成からはい上がって球宴出場も決まった西野とともに、ここまで好調な戦いぶりを見せていたロッテ。ここが踏ん張りどころだ。