2023.10.07

【ＰＯＧ】成長の跡を感じるシリウスコルト　次戦はホープフルＳへ（美浦発）

　競馬新聞「馬サブロー」が誇るＰＯＧマスター、木村拓人（美浦）と塩手智彦（栗東）がお送りするＰＯＧ情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

　今週から東京＆京都競馬が開催されます。３日間開催ということで、また長い週末が始まりますね。１週間のうち、３日間開催されるというのは本当に長いと感じてしまうんですよね。もし地方も参加していれば、ほぼ毎日競馬をやることになるんですが、どこかで気力が尽きてしまうような気がします。それでもずっと戦い続けてくれるファンがいて競馬は成り立っているのだなと改めて感じます。今週も頑張りましょう！そしてＰＯ馬が大きな活躍を見せてくれることを皆さんで願いましょう！

　さて、先週の芙蓉Ｓ（芝２０００ｍ）はシリウスコルト（牡、宗像）が勝ちました。芝１２００ｍでデビュー勝ちし、２戦目は芝１６００ｍで５着。そして３戦目の今回はさらに距離を延長してオープンＶを飾りました。一戦ごとに体を増やして成長の跡を感じさせますね。次走はホープフルＳ（１２月２８日・中山、芝２０００ｍ）とのこと。３カ月弱でどこまで成長を見せてくれるか楽しみです。

　１日の中山新馬戦（芝１８００ｍ）を勝ったのはスティックバイミー（牝、伊藤大）。接戦となりましたが、２番手から逃げ馬をとらえ切って見事な勝利だったと思います。次走は馬の様子を見ながら決めるとのこと。

　新潟２歳Ｓを勝って放牧に出ているアスコリピチェーノ（牝、黒岩）は阪神ＪＦ（１２月１０日・阪神、芝１６００ｍ）へ向かうことがサンデーレーシングのＨＰで発表されました。アレグロブリランテ（牡、上原佑）は美浦に帰厩。アイビーＳを予定していましたが、萩Ｓ（２８日・京都、芝１８００ｍ）に予定を変更。札幌２歳Ｓを勝ったセットアップ（牡、鹿戸）は朝日杯ＦＳ（１２月１７日・阪神、芝１６００ｍ）へ向かうと発表がありました。（馬サブロー美浦支局・木村）