ノッキングポイント
「菊花賞・G1」(22日、京都)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ノッキングポイント B】
パドック等ではチャカチャカしたしぐさが目立つ気性。距離が延びるだけにレース前の消耗度合いがポイントとなりそう。筋肉量が豊富でがっちりとした造り。最高体重が前走の494キロ。数字だけでいうなら新馬戦と比較すると既に30キロ増えている。ビルドアップと同時に、体の輪郭が成長。以前は前駆が勝った体形だったが、トモにも張りと力感が増したことで立ち姿ではどっしりとした雰囲気が出てきた。たくましく太い首差しで、肌の質感も良好だ。(馬サブロー美浦・石堂道生)
〈1週前追い切り診断〉
北村宏を背に美浦Wで7F97秒2-37秒4-11秒6(馬なり)。両サイドのアクションに動じることなく、最後まで切れのある伸び脚。意欲的なケイコを消化して、馬体もパンパンに張った状態だ。態勢に隙はない。
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