阪神・高橋遥人 最多勝&最高勝率で2冠「イニングをこれだけ投げられると思ってなかった」初のシーズン完走に喜び

並んでランニングする高橋(左)と村上(撮影・立川洋一郎)
練習前の円陣で話を聞く(左奥から)才木、村上、高橋(撮影・立川洋一郎)
キャッチボールをする高橋(撮影・立川洋一郎)
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 阪神の高橋遥人投手(30)が8日、セ・リーグの全日程終了を受けて、最多勝と最高勝率の2冠に輝いた。自身初のタイトル獲得に「うれしいです」と表情を緩めた。

 圧倒したシーズンだった。長年ケガに悩まされてきた中、初となる開幕ローテ入りを果たす。今季初先発となった3月28日の巨人戦(東京ド)でいきなり完封勝利。勢いに乗ると、4月から5月かけては3試合連続完封の離れ業を成し遂げるなど、開幕から10連勝を飾った。

 後半戦は「ボールがへたってた」と複数失点をする試合もあったが、先発としてしっかり試合を作り続ける。気づけば、球団左腕では2003年の井川慶以来となる16勝に到達。「数字は本当に運。勝利数はみんなが作ってくれただけ」と謙遜したが「イニング(159回)をこれだけ投げられると思ってなかったので、規定(投球回)も投げられたのはよかった」。何よりも初めてシーズンを完走できたことがうれしかった。

 防御率はチームメートの村上にわずか0・02差の1・87で2位。3冠とはならなかったが、堂々の成績。「1番ではなかったですけど、防御率もよかったので、よかった」。来季以降目指していく、一つの目標にもなった。

 これで例年11月に行われている、NPBアワードにも登壇することになる。タイトル獲得者が一堂に会する場だが「日時とかも知らないんで、こういうのもあったんだくらいな感じですけど」と高橋らしく、あっけらかんと話した。

 2026年のセ界最強投手として君臨した。来たるポストシーズンでも存分に力を発揮し、チームを頂点に導いていく。

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