阪神2軍戦 横田慎太郎さん役の松谷鷹也がファーストピッチ 投球後には感極まる 贈られたグラブ手に「慎太郎さんといつも一緒にいる気持ち」
「ファーム・西地区、阪神-オリックス」(18日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
映画「栄光のバックホーム」で元阪神の横田慎太郎さん役で主演を務めた俳優・松谷鷹也がファーストピッチセレモニーに登場。取材では感極まる場面もあった。
マウンドに立つと、約10秒間、横田さんが守っていたセンターの方向を見つめた。様々な思いをこめ、左手から投じられた球は真っすぐに捕手役のミットへ収まった。
投球を振り返り、「センターを見て、慎太郎さんを感じながら。特別な1球になりました。慎太郎さんが大好きだったので、全力でやらせていただきました」と命日に、1球に思いをこめた。
生前、親交があったという2人。この日、実際に使用したグローブは横田さんからもらったものだという。「映画撮影前にこれを使ってぜひ練習してほしいとおっしゃっていただいた。舞台あいさつだったり、そういうときもいつも一緒というか、慎太郎さんといつも一緒にいるような気持ちでやっていました」。深緑のボディに描かれた「Shintaro 24」の赤の刺繍をさすった。当時を思い出しながら言葉をつむぐ度に、横田さんを思い、涙があふれた。「慎太郎さんのことを考えると、なんかいつも(涙が)出てきちゃう感じですね」と話した。
現在も自身の携帯電話の待ち受け画面には映画のエンドロールに登場した2人の写真を設定。「携帯を開く度に思い出す。慎太郎さんのおかげでいろんな経験をさせていただいている。引き続き一緒に頑張っていきたい」。命日に、横田さんへの思いを一球に乗せた。
