阪神 西武戦へ“秘密兵器” 百崎がプロ初1軍合流「うれしいですね」2軍&フェニックスLでの対戦経験生かす

 「阪神(降雨中止)西武」(2日、甲子園球場)

 阪神の百崎蒼生内野手(20)が2日、プロ入り後初めて1軍に合流した。高卒3年目でやっと巡ってきたチャンス。「うれしいですね」と素直に喜びを口にした。

 不運も乗り越えてきた。昨年8月、死球を受けて下顎骨骨折。整復固定術を受け、実戦復帰できたのは11月だった。ウエスタン79試合に出場し、打率・294、1本塁打、21打点の成績を残しながら1軍昇格はかなわなかった。

 それでも今年の春季キャンプは初の宜野座スタートをつかみ取った。開幕2軍も、ここまで39試合に出場し打率・235、3本塁打、13打点。持ち味の打撃には「最近上がってきた感じだった」と手応え十分だ。

 パ・リーグの首位・西武との対戦を前に、百崎は“秘密兵器”となることが期待される。藤川監督は「ファームでのパ・リーグチームとの対戦とか、秋のフェニックス・リーグでの対戦とか、相手を知っているかというところでは、ファームでは比較的経験がある選手」と合流の意図を説明。続けて「ベンチからでも本人がきっかけをつかむというね。つかむかどうかは本人次第」と期待を込めた。

 この日はあいにく中止となったが、百崎は打撃練習などで汗を流し、準備万全。「任されたところでやるだけかなと思います」と力強く意気込んだ。夢見た1軍の舞台で、力を存分に発揮していく。

 ◆百崎 蒼生(ももさき・あおい)2005年9月11日生まれ、20歳。熊本県出身。179センチ、77キロ。右投げ右打ち。東海大熊本星翔から23年度ドラフト4位で阪神入団。打力のほか強肩を生かした守備に定評がある。今季2軍公式戦は39試合で102打数24安打、打率・235、3本塁打、13打点、1盗塁。

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