阪神“魔の八回”救援陣また失点 桐敷、モレッタが 藤川監督「キッチリとした展開を持ってこられなかった」
「ヤクルト4-2阪神」(13日、神宮球場)
悪夢のような逆転負けが窮状を物語る。阪神・藤川監督は試合後、冷静さを保ちながらも「やり返すということです」と言葉に力を込めた。今季8度目の逆転負けは、またも“魔の八回”。昨季は鉄壁、無双…どれだけの形容も上回る活躍を見せた救援陣が、開幕からなかなかリズムに乗れないでいる。
迎えたこの回。桐敷が武岡、石井に連打を浴び同点とされた。さらに沢井に死球を与えると1死後、丸山和に左前打を許し満塁。ここで藤川監督はモレッタを投入した。だが助っ人も制球が定まらず、代打・古賀に死球を与え勝ち越し点を献上。増田の中犠飛で計3失点と踏ん張れなかった。
8日のDeNA戦(甲子園)では1点を追う九回、桐敷、畠が乱調で8失点。悪い流れのまま翌9日の同戦では1点リードの八回、続投した先発の大竹が3失点で逆転負けを喫した。昨季12球団トップだった救援防御率は4・15まで悪化。さらに開幕から八回は20失点で、イニング別でも初回の25失点に次ぐ数字だ。
「現状では、なかなか言いづらいですね。ゲームを落としてますから」
藤川監督は試合直後のリリーフ陣には言及を避け、「それよりも展開ですね」と説明。三回の2得点以降、なかなかチャンスを作れなかった。七回の無死一塁では小幡が犠打で送れず空振り三振。「キッチリとした展開を持ってこられなかったというのが反省です」と指摘した。痛恨の首位陥落。甲子園に戻って立て直しを図る。
◆八回はワースト2 今季の阪神は八回に20失点。これは一回の25点に次ぎ2番目に多い。また救援防御率は4・15。JFKはじめ多くの名リリーバーを擁してきた救援大国が苦戦している。
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