阪神・佐藤輝「積み重ねてきたものがいい形で結果に結びついた」打率3割「クリアできれば成長できたと思える」【一問一答】

 近大・稲葉広報室長(左)から「近大マダイ」を贈呈され、笑顔を見せる佐藤輝(撮影・北村雅宏)
 屋上でポーズを決める佐藤輝(撮影・田中太一)
 神戸の街から日本一へ!! 鯛を手にポーズを決める佐藤輝(撮影・田中太一)
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 阪神の佐藤輝明内野手(26)が1日、デイリースポーツ社制定「2025年猛虎感動大賞」を受賞。兵庫県神戸市内にあるデイリースポーツ本社で藤谷稔社長から賞金と記念盾が贈られ、かずクリニック、近大から副賞が贈呈された。佐藤輝の一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -今季を振り返って。

 「個人的にもチーム的にも満足できるシーズンでしたね」

 -シーズン前に自信はあると。

 「すごくうまくいったし、実力だけじゃなくて運の意味もあると思うんですけど、そういった面でもうまくいったと思います」

 -積み重ねか。

 「積み重ねてやってきたものがいい形で結果に結びついたかなと思います」

 -成績も良く、精神的にも浮き沈みがなかった。

 「そこは関係ないですけどね。常に前向いているのは一緒だし。結果によってその日の試合後の気分が悪いとかはありますけど、ゲームに臨む気持ちはいつも一緒です」

 -中心としての自覚。

 「それはいつも通りやっていることなんで、大事にしていることです。今年だから変えたとかはないですね」

 -苦しい時期はあったか。

 「結果が出ているって意味ではそんなになかったですけど、体力的にも苦しいこともありましたし。まあ結果が出たんで良かったです」

 -充実していた部分は。

 「それは結果が出たのは一番じゃないですか。それ以上でも以下でもない。そこだけを目指してやってるんで」

 -体への理解は深まっているか

 「どうですかね。そんなにがむしゃらに練習しなくても、する時期もありますけど。シーズン中とかはコンディションをみて練習量を調整したりは年々できるようになったというか、難しい問題ですけど。若手の時はどうしてもやらせられる時はあるし、そういうのは年数を追うごとにできるようになってましたね」

 -オフに新たなことにチャレンジするか。

 「いつもやってきたことなんで、しっかり強い体にして技術的にももっと上を目指すオフシーズンにしたいですね」

 -伸ばすところは。

 「いや、もっと強い打球を打ちたいし、確率よく打てるようにっていうのは毎年やっています」

 -打率3割の壁は感じるか

 「いやぁ。3割超したことないんで分からないですけど、そこをクリアできれば、成長できたと思えるんじゃないですかね」

 -OPS(出塁率+長打率)は。

 「見ますよ。打率よりそこが大事かなとは思いますけど、打率も上がるに越したことはないので」

 -2年前の優勝時は忙しくて練習時間を削られたと。今年は。

 「まあ忙しいですけど、しっかりトレーニングもできていますし、しっかりやることはやりたいなと思います」

 -スーツがキツくなったと。

 「そうですね。やっぱでもキャンプに行かないだけでだいぶ違いますね」

 -昨年は秋季キャンプに参加して体重が減った。

 「減ったのもそうだし、シンプルに(キャンプ中は)2、3週間ウエートとかほとんどできないんで、その分スタートが遅れるんで、今年はキャンプなくて良かったかなと思いますね。自分の中では」

 -息抜きは。

 「オフだからといって変わったことはしてないですよ。ちょっとサウナに入る量が増えたくらいですね」

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