阪神新助っ人・ルーカスを獲得調査 補強ポイント左の先発候補 ニーズに合致 最速156キロの本格派

 阪神が今季米大リーグ・ブルージェイズでプレーしたイーストン・ルーカス投手(29)の獲得調査をしていることが27日、分かった。球団は左の先発投手を補強ポイントに挙げており、デュプランティエ、ネルソンの去就が流動的な中、白羽の矢を立てた形だ。パイレーツのカム・デバニー内野手(28)の獲得にも動いており、悲願の連覇へ、戦力補強を進めていく。

 歴史的独走Vを果たしても、虎が補強の手を緩めることはない。新助っ人としてリストアップしたのは最速156キロ左腕のルーカスだ。球団関係者は「左の先発投手を補強ポイントに挙げているのは間違いない」と、チームのニーズに合致していることを明かした。

 ルーカスは米国時間25日にメジャー40人枠を外れ、MLB情報サイトが「日本か韓国の球団と契約する見込みだ」と伝えた。29歳の左腕は2019年ドラフト14巡目でマーリンズに入団し、23年にアスレチックスでメジャーデビュー。今季はブルージェイズで6試合(5先発)に投げ、3勝3敗、防御率6・66だった。中継ぎ経験もあり、チーム事情に合わせて幅広い起用が期待できそうだ。

 今季は右腕の村上(14勝)と才木(12勝)がダブルエースとして先発陣をけん引。投手タイトルも獲得し、球界を代表する投手に成長を遂げた。一方で1年間ローテを守った左腕はゼロ。中堅の大竹が9勝、伊藤将は4勝、高橋も3勝を記録したが、それぞれケガや不調で出遅れ、開幕ローテをつかんだ若い伊原、門別、富田も失速した。

 ルーカスはデュプランティエのように、日本でポテンシャルを開花させる可能性を秘めている。今季3Aでは17試合(13先発)で2勝3敗、防御率3・78。64回1/3を投げ、68三振を奪った。31四死球と制球にやや不安を残すが、本格派のピッチングは魅力十分。平均151キロの直球が約50%を占め、チェンジアップ、スライダー、スイーパー、カットボールを織り交ぜ、打者を打ち取っていく。チームにはいないタイプだ。

 現状、今季6勝を挙げたデュプランティエの去就は流動的。今月末が期限の保留者名簿を外れる可能性があり、先発投手の補強を進める必要があった。チームは遊撃を守るパイレーツのカム・デバニーの獲得にも動いている。悲願の連覇、日本一へ、本気の補強を進めていく。

 ◇イーストン・ルーカス(Easton Lucas)1996年9月23日生まれ。29歳。米カリフォルニア州サウザンドオークス出身。193センチ、81キロ。左投げ左打ち。ペパーダイン大から19年ドラフト14巡目指名を受けマーリンズと契約。同年オフにオリオールズに移籍。23年シーズン中には藤浪晋太郎とのトレードでアスレチックスに移り、同年メジャーデビューを果たした。その後タイガースを経て、今季はブルージェイズに在籍。

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