阪神・村上 今季3度目“開幕星”誓う シーズン&CSに続き「日本シリーズもしっかり勝てるように」
日本シリーズ第1戦の先発が濃厚な阪神・村上頌樹投手(27)が20日、今年3度目の“開幕星”へ導くことを誓った。
レギュラーシーズンの開幕となった3月28日・広島戦は8回2/3を4安打無失点で勝利投手となり、藤川監督に初白星をプレゼント。DeNAとのCSファイナルSでも、15日の第1戦で5回5安打無失点。自身に白星は付かなかったが、チームを勝利へ導いた。「両方開幕を投げさせてもらったので、両方勝てて良かったし、日本シリーズもしっかり勝てるように頑張りたい」。3度目の“開幕戦”でもチームを白星発進に導く決意だ。
23年の日本シリーズ第1戦でもオリックス・山本(現ドジャース)と投げ合い、7回2安打無失点で勝ち投手となった。「2年前は挑戦者の気持ちで投げていた。今年はまた違った感じになるかもしれない。そこは投げてみてって感じかな」と余裕を感じさせた。
パ・リーグのCSはチェックしており、「誰が打っているか、どういう得点をしてるのかとかを見ながら」と攻略法を模索。「なるべくゼロを並べられるようにしたい」と好投を思い描いた。
甲子園での全体練習では雨が上がった後、キャッチボールなどで調整。「特別に何かしようとか、新しく何かしようとも思ってない。やってきたことをしっかり継続して、いい状態に持っていけるようにしたい」。先陣を任されれば、いつも通りの投球を目指すだけだ。
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