グッドルーザーに称賛の声 屈辱のサヨナラ負けにも阪神・森下のヘルメットを拾って手渡したDeNA・牧に胸アツ

 「JERA CSセ・ファイナルS・第2戦、阪神5-3DeNA」(16日、甲子園球場)

 阪神・森下翔太外野手の人生初のサヨナラ弾に甲子園が絶叫に包まれた。屈辱のサヨナラ負けを喫して0勝3敗となって後がなくなった中、DeNA・牧秀悟内野手の行動が称賛の声を呼んでいる。

 牧は一塁手として森下のサヨナラ弾を見届け、三塁ベンチに歩いて戻っていた。次の瞬間、牧は森下が本塁手前で放り投げたヘルメットを拾い上げると、駆け寄った阪神・田中秀太三塁コーチに少しだけほほえみながら手渡した。

 四回に自身が一時勝ち越しとなるソロを放ちながら追いつかれ、最後は無情のサヨナラ負け。悔しさがこみ上げていたに違いない状況の中、マウンド手前に転がっていた中大後輩のヘルメットを拾い、無理作りながらも笑顔で手渡した行動。

 ネットでは「こういうところに人間性表れるよね」「すっごく悔しいはずなのに」「俺だったらヘルメット蹴り上げてるかスルーしてるぞ」「あそこで少しでも笑って田中コーチに手渡せるところに牧の懐の深さを見たな」「阪神ファンですけど、牧選手の行動に感動しました」「牧にあっぱれ!」といった反応が集まっていた。

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