阪神 劇的サヨナラ勝ちで王手 延長十回に森下の2ランで決着 日本シリーズ進出へあと1勝
「JERA CSセ・ファイナルS・第2戦、阪神5-3DeNA」(16日、甲子園球場)
阪神がサヨナラ勝ちで連勝。対戦成績を3勝(リーグ優勝によるアドバンテージ1勝を含む)とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。
3-3の延長十回、森下がサヨナラ2ランを放った。
試合は初回から動いた。先頭の近本が四球を選ぶと、1死を挟んで森下の右翼戦二塁打で二、三塁を作る。この好機で打席に立った佐藤輝が、高めの149キロをスイング。フラフラッと打球が上がると、深めに守っていたDeNAの左翼・佐野が全力で前進したが追いつけず、遊撃・石上との中間地点にポトリと落ちた。その間に三走の中野が生還。先制のホームを踏んだ。さらに続く1死二、三塁の好機で大山が中犠飛。初回に2点を先取した。
一方、序盤から好投を続けていた先発・才木だったが、三回だった。1死一塁から蝦名に左中間突破の適時二塁打を浴びると、佐野の左翼線適時二塁打で同点とされた。 四回には牧に痛恨の勝ち越しソロを被弾。真ん中に甘く入った直球を痛打された。登板前日には「とりあえず勝つこと。ゼロで行くことが大事」と意気込んでいたが、リードを守り切れず悔しい結果となった。
1点を追う打線は六回、先頭・森下が左前打とバッテリーエラーで無死二塁を作ったが、代わった中川虎から佐藤輝、大山、代打・ヘルナンデスが3者連続三振に倒れた。それでも八回、代わった伊勢から近本が四球を選ぶと、中野の犠打で1死二塁を作る。さらに森下の四球後、佐藤輝が一、二塁間を破る同点打。粘りの攻撃で試合を振り出しに戻した。
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