阪神・森下 4安打固め打ち&全5打席出塁 球団右打者初のプロ3年目通算200打点に王手 最高出塁率も視野

 「広島1-6阪神」(17日、マツダスタジアム)

 雨上がりの広島を、阪神・森下のバットが明るく照らした。4安打の固め打ちで全5打席に出塁。降雨の影響で試合開始が1時間10分も遅れたが、この男には関係ない。

 「入りも難しい中でしたけど、1打席目にすごく集中して入れたので、この結果につながったかなと思います」

 暴れまくった。初回2死で二塁打を放ったのが、森下劇場の幕開けだった。三回2死二塁では2球で追い込まれたが、「自分のスイングをするだけ」と執念で先制の中前適時打。六回は先頭で四球。七回は2死から再び二塁打で猛打賞とした。

 これで終わらない。「3本で終わらず、絶対に4本目いったろうと思っていたので」。3点リードの九回2死二塁。下手投げの鈴木から左前適時打で2打点目。球団の右打者では初となる、プロ3年目での通算200打点に王手をかけた。

 最高出塁率の争いにも顔を出してきた。トップは・361の小園で変わらず。ただ、2位の泉口には3毛差の・3539となって、タイトル獲得の可能性も出てきた。9月は打率・378、2本塁打、10打点と絶好調。リーグ優勝が決定しても好調が続くのは、強い意志があるからだ。

 「優勝が決まっているとか決まっていないとかは関係ない。自分のやるべきことをやらないと、自分に満足しないんで、変わりなくやってます」。残り10試合。ゴールはもっと先に設定している。

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