阪神2軍・茨木 急きょ先発で好投 直近登板から修正5回1失点「急に言われたけどしっかり準備できた」
「ウエスタン、中日2-0阪神」(28日、バンテリンドーム)
阪神・茨木が“急きょ”先発マウンドに上がって5回5安打1失点と粘った。大量失点を喫した直近の登板から修正力を発揮。「前回と前々回がちょっとふがいなかった。しっかり気合を入れて同じミスを繰り返さないように」と底力を見せた。
五回は2死一、三塁のピンチを背負ったが、四回までに2安打されていた鵜飼を中飛に打ち取りゼロを刻んだ。四回に1点を失ったが、毎回の走者に動じることなく最少失点で切り抜けた。
19日のウエスタン・ソフトバンク戦では5回2/3を6失点、7月30日の中日戦は5回0/3を4失点と苦しんだが、この日は緩急を駆使して辛抱強く投げた。ただ「ランナーの出し方というのは課題を持ってやっていきたい」と反省も忘れなかった。
登板2日前の朝に先発を告げられた。今季初の中8日も「急に言われたけどしっかり準備できた」と期待に応えた。「見直すところや突き詰めるところもある。次はもっといいピッチングをできるように。(今季は)残り少ないけどしっかりアピールできれば」。課題を少しずつ克服し、1軍の舞台を諦めない。
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