阪神・近本 スタメン復帰即安打 長嶋超え7年目までの通算安打1070安打にあと「4」

 「阪神1-2中日」(20日、京セラドーム大阪)

 1試合間隔が空いても、しっかりと快音を響かせた。前日19日の中日戦を今季初めて欠場した阪神・近本がスタメン復帰。最終打席となった七回2死で見せ場を作った。

 追い込まれてから梅野の2球連続で来たカーブを中前へ。2試合ぶりの出場でもHランプをともした。ただ、チームの勝利は導けず、試合後は「負けちゃいました」と悔しそうな表情。「点に絡めればよかったなと思います」と反省した。

 相手先発の大野には二ゴロ、右飛、左飛と3打数無安打に抑え込まれた。前回5日にバンテリンドームで対戦した際も3打数無安打と攻略できなかっただけに「大野さんには前回もいいところ投げられていた。それをなんとか粘って打てるようになりたいと思います」とリベンジを誓った。

 それでも、また偉業達成に一歩近づいた。この日の一打でプロ通算1066安打。巨人・長嶋茂雄が記録した7年目までの通算1070安打にあと4と迫った。入団1年目には159安打を放ち、リーグ新人記録を更新。昨季も6年目までの通算安打で歴代1位だったミスターの926安打を超える933安打をマークした。

 15日には長嶋以来となる1年目から7年連続130安打を達成。ミスターの記録に挑むことについては以前、「毎年光栄なことだと思う」と語っていた。偉大な背中を追い、また1本ずつ積み重ねていく。

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