阪神・石井 40戦連続0封へ泰然「チームが勝てば十分」 チームから日本タイ記録サプライズお祝いでも「ストイック」

 阪神・石井大智投手(28)は14日、遠征先の広島から東京へ移動し、プロ野球新記録となる40試合連続無失点へ泰然自若を貫いた。15日からの巨人との3連戦では大記録が懸かるが、小さな剛腕はチームの勝利にこだわる姿勢だ。

 「もうホントにチームが勝てば十分。巨人さんとの試合なので、3連戦はすごく大事になってくると思う。自分のコンディションをしっかり整えて、いい準備をしたい」

 前日13日の広島戦は2-0の九回に登板し、アウト3つを全て空振り三振で奪った。藤川監督を超える39試合連続無失点のセ・リーグ記録を樹立し、西武・平良のプロ野球記録に並んだ。試合後は指揮官から「おめでとう。また頼む」とねぎらわれ、「監督と写真を撮らせていただいている時にすごく実感が湧いた」と喜びに浸った。

 ホテルに帰ると、サプライズも待っていた。食事中に「祝39試合連続無失点」のメッセージ入りケーキを贈られ、チームメートやスタッフがお祝いしてくれた。食事会場で記念の写真を撮った小幡は「あれだけ抑えても毎回よっしゃ!ってわけではなさそう。ストイック」と話すように、周囲からも尊敬のまなざしを向けられる。

 右腕も不動心だ。注目度が一段と増す中、「もちろん変わりません、はい」と無失点投球を宣言。伝統の一戦でゼロを刻み、球史に名を刻む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス