阪神・平田2軍監督が劇的サヨナラ勝利に奮闘したナインをたたえる「みんないい仕事」サヨナラ打の佐野は「勝負強さが出てきた」【一問一答】

 「ウエスタン、阪神3-2中日」(12日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 阪神は劇的サヨナラ勝利を収めた。先発のマルティネスは5回7安打2失点でゲームを作ると、ネルソンが回またぎで2回無失点。島本と津田も無失点とした。

 打線は2点を追った七回に佐野の適時打で同点に追いつくと、九回も佐野が値千金のサヨナラ適時二塁打を放ち、試合を決めた。

 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -劇的なサヨナラ勝利となった。

 「この前の8点差もね、追いついたり、やっぱり粘りというかな。今これだけ野手がいる中で、全員が、その後から出ていった選手、後から出ていったピッチャーも含めて、みんないい仕事をね(した)。栄枝にしても、アルナエスにしても、そういう後から出ていった選手たちが、こうやってゲームを繋いでくれてね。佐野は昨日で規定打席到達して。1番バッターとして勝負強さもちょっと出てきたわね」

 -先発のマルティネスは。

 「5回2点で満足しちゃいかん。やっぱり勝負どころで、あそこ5回0点で、なんとか勝負球の変化球をもうちょっと低くしたら、もう1つレベルが上がってくると思うんでね。その辺を2点でよく抑えて頑張ったけど。まだまだそういうところは伸びしろがあるということよ」

 -ネルソンと島本が快投。

 「ネルソンは2イニングね、上でもそういう使い方されるかもっていうという、準備ということで、2イニング行かせたけど、昨日、試合中止になったんで。島本もやっと、ちょっと球がスピードも143ぐらい出てたし、フォークはキレキレやん。キリキリマイのキレキレやん」

 -打者は後半に集中力を発揮。

 「佐野と栄枝と、ヘルちゃん(ヘルナンデス)も1本出たし、そういったところではね、打つべく人が打ったじゃないけど、やっぱり3割近く打ってる佐野はね、数字が物語ってるけど、これからもみんな、そういう出てる選手たちがね、今一生懸命努力してるのを試合で出してくれりゃいい。こういう緊張感があるね、試合を続けないとやっぱ力が出ない。津田にしても。慎重になりよんねん。ツーアウトとって。今、津田と話したけど。あそこは勢いに乗っていかないと。津田の真面目さが出る。今、何のためにお前を抑えにさせてんねんいうところ。慎重になってんねん。もうあそこは今の自分の自信持って投げる、打たれないという気持ちが(大事。)津田の優しさが出る。弱さじゃない優しさが出んねん」

 -畠と石黒は出場登録されたが、欠場。もう少し楽な場面でというところか。

 「うん。今日は投げさせる予定だったけど、やっぱり病み上がりで、きついところでっていうところもあるんで、あと2試合。考えながら投げさせる。風にしていかないと。またこれ、ピッチャーも渋滞してるんでね、すごく、その辺、機会がね、あったら、そういうチャンス与えないといけないと思ってます」

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス