首位独走の阪神・藤川監督「まだまだ道半ば」前半戦を総括「オールスター以降も結束して」

 巨人にサヨナラ負けし、ぼう然とグラウンドを見つめる藤川監督(撮影・西岡正)
 9回、サヨナラ負けを喫し、うなだれる伊原。右は大山(撮影・田中太一)
 8回、三振に凡退した高寺(右)の向こうで厳しい表情を浮かべる藤川監督(撮影・西岡正)
3枚

 阪神・藤川球児監督(45)が21日、巨人戦が行われた東京ドームで前半戦総括会見を行った。

 この日はサヨナラ負け。ただ、2年ぶりの覇権奪還へ、2位に大差をつけての首位ターンとなり「まあ順調かなというところで。日々のゲームを戦いながら、チームが少しずつ全体として作り上げられてきているという手応えは感じていますね」と好感触を示した。

 それでも油断することなく、「阪神タイガースというチームを作り上げていくという作業を、就任した11月からじっくりとやってますし。そういった意味でまだまだ道中かなと思います」と強調。「組織として衰退していかないこと、弱体化していかないことが非常に大事だと思いますから、それはまだまだ後半戦に向けて道半ばというところで」とも語った。

 チームの心臓と表現して信頼を寄せるリリーフ陣には、あえて厳しい注文。交流戦での大型連敗に触れて、「心臓部であるところが弱いと、最後の一つの我慢ができない、というのが交流戦の時の結果でしたから。後半戦にはさらにビルドアップした状態でね、戦えるように」とより一層の奮起を促した。

 「オールスター以降もみんなで結束して、タイガース自体もそうだし、タイガースファンも、一気にボルテージが上がって行くような7月後半から8月、9月と、10月と、こう行きたいなと思います」。歓喜の秋へ向けて言葉に力を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス