阪神が球団史上初の快挙 巨人戦2連勝で対戦成績13勝4敗、前半戦で今季勝ち越し決定 ゲーム差は最大11
「巨人1-2阪神」(20日、東京ドーム)
阪神が巨人を相手に2連勝。これで対戦成績を13勝4敗とし、シーズン前半で今季勝ち越しを決めた。球宴前に巨人戦の勝ち越しを決めるのは球団史上初の快挙。ゲーム差を最大の「11」に広げた。小幡が先制の今季初アーチを含む2打点の活躍で勝利を導いた。
前夜は延長十一回、佐藤輝、坂本の2ランで接戦を制すと、一夜明けても勢いは止まらない。0-0で迎えた二回、2死走者なしで打席に立った小幡は、カウント1-1から巨人先発・赤星のカーブを狙った。
完璧に捉えた打球は、オレンジ色に染まった右翼スタンド中段に到達。軽快にダイヤモンドを一周した小幡は、ベンチ前で右手人さし指を立てるパフォーマンスでチームメートと喜び合った。
「いい流れでつないでもらった打席だったので、自分もその流れにうまく乗ることができました。追加点が欲しい展開だったので、ランナーをかえすことができてよかったです」。本塁打は2024年3月31日の巨人戦(東京ドーム)以来でプロ3本目。四回には1死満塁で打席に立つと右犠飛で追加点も奪った。
一方、先発のデュプランティエは来日最短の3回で降板。無安打ながら5四死球と制球が定まらず、ここまでで62球を要した投球に藤川監督は早期降板を決めた。それでも四回から安定感抜群のリリーフ陣で小刻みな継投。岩貞からイニングまたぎ登板の湯浅は2イニング無失点。及川、石井、岩崎と盤石の方程式でリードを守り抜いた。
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