阪神・鈴木 約1年ぶり実戦マウンド 目標1イニング投げ切れず2死降板「次の登板までに準備したい」
「ウエスタン、阪神3-5広島」(8日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
1692人の歓声を全身に浴びる。阪神・鈴木勇斗投手がようやくマウンドに帰ってきた。「鳴尾浜よりも観客が多くて歓声がすごかったのでうれしかった。緊張はしていたけど、久しぶりに投げるので楽しもうって」。2024年8月24日のウエスタン・ソフトバンク戦以来の実戦復帰を果たした。
1-1の八回に登板。先頭の久保の2球目にこの日最速の141キロを記録。四球と自身の悪送球で一、二塁としたが、丁寧に投げ込み松山は遊ゴロ、林はスライダーで見逃し三振に抑えた。「1イニングを投げられるのを目標にしていたけど、2アウトまでしか取れなかったので。そこが悔しいというか反省点」と課題を口にした。
昨年は体調不良で入院するなど、苦しんだ期間を乗り越えて迎えた今季初登板。「もっと練習して、試合で投げる以上はちゃんとやらないといけない。次の登板までに準備したい」と力強く話した。
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