阪神鉄壁 才木しのいだ5回1失点!救援陣0封リレー 62年ぶり9試合連続2失点以下
「広島1-6阪神」(8日、マツダスタジアム)
令和の時代に虎の偉大な記録がよみがえった。阪神は5回1失点の才木の後を受けた4人のリリーフ陣が圧巻の無失点リレー。1963年以来62年ぶりとなる「9試合連続2失点以下」を達成した。
5-1の六回、最初にバトンをつないだのはニック・ネルソンだ。1死から田中に対して初めてナックルを解禁。1球で投ゴロに打ち取り「これからも一つの武器として使っていければ。初球でアウトに取ることができたのはプラスだね」とニンマリ。1回1四球無失点でミッションをクリアした。
七回は桐敷拓馬が無失点に抑え、八回はドラフト3位・木下里都(KMGホールディングス)が登板。1死からモンテロに中前打を許したが、後続を断ってスコアボードにゼロを刻んだ。「変化球がまとめきれず真っすぐしかいけない状況で、一番いけないピッチング」と反省しつつ、「いいアピールになっている。続けていきたい」と前を向いた。
九回は湯浅京己が三者凡退に打ち取り、2失点以下は9試合まで伸びた。次なるターゲットは56年以来の「13試合連続2失点以下」。チーム防御率1・92の投手陣なら決して不可能じゃない。
◆62年ぶり9戦連続2失点以下 阪神が6月28日・ヤクルト戦から9試合連続2失点以下。球団9戦連続は1963年9月29日・中日戦~10月8日・中日戦以来、62年ぶりの快記録。他に2リーグ分立後の9試合以上連続は9試合=59年6月7日・中日戦~6月21日・国鉄戦。13試合=56年6月24日・広島戦~7月14日・国鉄戦。
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