阪神・及川 初球宴で万波先輩に直球勝負 横浜高夢対決を心待ち「いい勝負ができれば」

 ポーズを決める及川(撮影・田中太一)
 監督選抜で球宴出場を決めた(左から)石井、坂本、及川(撮影・田中太一)
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 球宴に初選出された阪神・及川雅貴投手(24)が7日、先輩との対決を熱望した。

 「一回は出てみたいと思っていた」という夢舞台。「素直にうれしい気持ちでいっぱい」と喜んだ。対戦したい打者に指名したのは横浜高の先輩だった。「1つ学年上の先輩で(日本ハム)ファイターズに万波選手がいらっしゃるので対戦してみたい」。21年のフレッシュオールスターで対戦した際には二塁打を浴びた苦い思い出もある。初球に何を投げるか問われると、「ストレートじゃないですか」と真っ向勝負を挑む考え。「いい勝負ができれば」と対戦を心待ちにした。

 2戦目の開催地は高校時代もプレーした横浜スタジアム。「慣れ親しんだ場所だと思っている。投げる機会があれば全力で投げて、いい投球ができれば」と成長した姿を見せたい。

 リーグトップタイの36試合に登板し、3勝3敗21ホールドで防御率1・04と大車輪の活躍を見せている左腕。「一流の選手が集まるような夢のある戦いの場。楽しんで野球ができたら」とさらなる成長を遂げる夏にする。

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