阪神・大山 流れ引き戻した適時打「チーム全員で勝ち取った」 3、4、5番で打点挙げれば21戦負けなし

 3回、適時二塁打を放ち激走する大山(撮影・金田祐二)
 3回、適時二塁打を放つ大山(撮影・金田祐二)
3回、中越えに適時二塁打を放つ大山(撮影・西岡正)
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 「DeNA1-5阪神」(6日、横浜スタジアム)

 首に巻いたタオルで汗を拭いながら、阪神・大山が試合後の通路を足早に歩く。勝利を引き寄せる適時打にも、「チーム全員で勝ち取った」と強調。2度の好守も誇ることなく、一丸勝利を静かに喜ぶ姿が大山らしかった。森下、佐藤輝の後を打つ5番が8連勝の立役者だ。

 振り返ったのは三回、1点を返された直後の攻撃だった。2死二塁で打席に立つと、カウント2-2から5球目。高めの直球をフルスイングで捉えた。力強い打球は左中間を真っ二つに割き、二走・森下が悠々とホーム生還。傾きかけた流れを一振りで引き戻した。

 今季最長に並ぶ7試合連続安打。3、4、5番で打点を挙げるのは今季7度目となった。23年9月8日の広島戦から、21戦負けなしと不敗神話も継続中。3人の打点がクローズアップされる結果にも「チームとしてです。チームとして勝つために一人、一人がやっぱり仕事があると思う」と力説し、静かに続けた。

 「そういう意味ではよかったと思いますし、チーム全員で勝ちを勝ち取ることができた。それはよかったと思いますね」

 守備では四回、佐野の一塁左を襲った打球を滑り込みながら捕球し、ベースカバーの伊藤将にストライク送球。五回にもショートバウンドした井上の打球を難なくさばいた。「また火曜日から一丸となって戦っていけるように頑張ります」。8連勝の直後でも9連勝に視線を向ける。巧打、好守にいとわぬ献身。“最恐”5番・一塁の存在感が、チームの勢いを加速させる。

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