阪神 代走出場コンビがバットで大仕事 植田今季初安打&熊谷5年ぶり長打!九回一挙5点の口火切った 

 「DeNA1-7阪神」(4日、横浜スタジアム)

 “足のスペシャリスト”をなりわいとしている伏兵コンビの連打が、阪神の逆転星を決定づけた。ともに代走として途中出場の植田と熊谷が、九回に連続適時二塁打。植田は今季初安打で、熊谷は20年8月15日・広島戦以来5年ぶりの長打で、6連勝に貢献した。

 そろって代走からの出場で、迎えた九回の打席だ。1死二塁でまずは植田。フルカウントから内角直球をとらえると、打球は前進守備の右翼頭上を越えてスタンディングダブルに。「僕だけですよね、(今季)ヒットを打ってなかったの。早く打ちたいというか、1本くらいはと思ってたので良かったです」。胸をなで下ろした一打で、価値ある3点目をもたらした。

 続く熊谷も1死二塁で外野は前進。「(植田)海がつないでくれたので、もう思い切っていくだけ」と腹をくくると、初球の直球を振り抜いた。左翼越え適時二塁打で4点目。不慣れな一塁守備にも就いて、「飛んでくるなと思いながら。でも、体で止めてやろうと思ってました」と冗談交じりに本音を漏らした。

 八回にそれぞれ代走として試合に入ると、上位打線の働きで二人ともホームを踏んだ。足での仕事に続いて、打撃での大仕事。たとえスタメンに名を連ねなくても、十分に輝けるベンチメンバーがいるからこそ猛虎は強い。

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