阪神・平田2軍監督 7回1失点11Kの今朝丸を激賞「花丸、二重丸や。三重丸ぐらいあげていいんじゃない」【一問一答】
「ウエスタン、阪神2-1中日」(29日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
阪神は投手戦を制し、勝利した。先発の今朝丸は7回3安打11奪三振1失点の投球。八回からは頭部に打球を受け、登録を抹消されていた石井が復帰登板。3者連続3球三振の圧巻投球で中日打線を寄せ付けなかった。打線は七回に代打・原口から値千金の勝ち越し中前適時打が飛び出した。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-今朝丸が11奪三振の投球を見せた。
「もう花丸、二重丸、今朝丸やな。二重丸と花丸もプラスやろ。7回のあのピンチで、3者連続三振はないぞ。あれがやっぱり勝ち越しの原口のヒットにつながるよ。ノーアウト一塁で中田翔とか、いい経験だよ。ああいう球界を代表するバッターに1本ツーベースを打たれたのも勉強。抑えたのもすごい彼の自信につなげてほしいし。中田翔って球界を代表するバッターやで。そこで3者連続三振を取ったっていうところの、ギアを上げて三振を取りいったんやろ。最後なんかインコースにボーンといきよったよ。スライダーで。川上のとこか。冷静だよな。ピンチでもピンチという雰囲気が出ないもん。そういった意味では、花丸、二重丸や。三重丸ぐらいあげていいんじゃないの。今日六回のところを球数が少なかったんで、90球か、七回まで行ったというところも、この暑い中、今朝丸の季節だよ。たいしたもんだ。石井も9球で終わったのも。3球三振、3球三振、3球三振でしょ。もう昨日のブルペンも全く問題なかったし。こうやってどうかなっていう、ちょっと試合の間が開いたっていう、そういう感じも全くみじんもないね。さすが、ここは」
-石井は2軍ではやることはない。
「もう1軍が決めることなんで。そこはもう格の違いを、今日、ほんと石井はさすがっていうとこです」
-原口が勝ち越しの適時打。
「状態が上がってきたな。原口もこういうところでタイムリーが。この5月とは雲泥の差や。こういうところでやっと原口も梅雨明け。これも第2号。梅雨明け第2号だよ。完全に。もうこれから猛暑続く中、いいんじゃない」
-原口も自ら、自分の季節と言っていた。
「自分で言うたらあかん。これから夏に強い選手が成績を残し。若い選手たちにも言っているけどね。今朝丸にしても、熱いのがギラギラ来ないと。そういうとこでは体力勝負になってくるところでね。若い若い。若いわ。うらやましいね」
(自ら)
「福島も褒めといてくれよ。今日のヒーローは小野寺、原口のタイムリーは出るけど、フォアボールで出た福島なんだよな」
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